相続税とは、ご親族等の死亡により、亡くなった方(被相続人)の親族等(相続人)が相続で取得する財産に対して課税される税金のことをいいます。相続または遺贈により財産を取得した場合にかかってきます。
ただし、相続税には基礎控除があり、遺産の評価額が基礎控除の金額以下であれば相続税はかかりません。
相続の手続きとして最も重要なことは、相続税がかかる財産を把握することです。
●本来の相続財産
相続人による遺産分割の対象となる財産
●みなし相続財産
被相続人の財産ではないが、相続税の計算上はこれを相続財産とみなして、本来の相続財産に上乗せする財産のこと。
*死亡保険金、死亡退職金などがこの分類に属します。